第37回‒2022年開催‒

主な審査委員

大会組織委員会

  • 大会組織委員長湯山 昭(日本童謡協会 会長)
  • 委員藤本 幸子(テレビ朝日 ビジネスプロデュース局長)
  • 委員海野 肇(公文教育研究会 執行役員)
  • 委員宮中 雲子(日本童謡協会 副会長・詩人)

審査委員会

  • 審査委員長早川 史郎(日本童謡協会・作曲家)
  • 審査副委員長海野 肇(公文教育研究会 執行役員)
  • 委員佐藤 雅子(日本童謡協会・詩人)
  • 委員大石 泰(東京藝術大学名誉教授)
  • 委員甲斐 小百合(テレビ朝日 プロデューサー)

審査委員/実行委員会

大会組織委員長
湯山 昭(日本童謡協会 会長)

湯山 昭
  • ・1932年9月9日、神奈川県平塚市に生まれる。
  • ・県立湘南高校を経て1951年、東京藝術大学音楽学部作曲科に入学、池内友次郎に師事し作曲法の研鑽に励む。1955年、藝大を卒業後、本格的な作曲活動に入る。
  • ・主な作品に芸術祭大賞を受賞した合唱組曲「コタンの歌」があるほか、「あめふりくまのこ」に代表される多数の子どもの歌があり、広く愛唱されている。
  • ・2001年1月、社団法人日本童謡協会会長に就任。
  • ・2003年11月3日に行われた秋の叙勲で、これまでの功績に対する旭日小綬章が授与された。
  • ・2010年7月1日、第9回童謡文化賞を受賞。日本童謡の歴史に新しい足跡を残す。
主な童謡作品:

あめふりくまのこ
おはなしゆびさん
やまのワルツ
おはながわらった
コンコンクシャンのうた

審査委員長
早川 史郎(日本童謡協会・作曲家)

早川 史郎
  • ・東洋英和女子学院大学名誉教授
  • ・(一社)日本童謡協会 常任理事
  • ・(公財)幼少年教育研究所 客員
  • ・(一社)日本音楽著作権協会 正会員
  •      全国大学音楽教育学会 会員
  • ・武蔵野音楽大学・同大学院音楽研究科修了
  • ・作曲・指揮をパウル・カドウ、ドイツ歌曲をカール・ヴォルフラムに師事。
  • ・日本の現代子どもの歌・保育の歌の研究と作曲に力を注ぎ、1951年6月「現代こどもの歌1000曲シリーズ全10巻」の編曲・編簒で、第7回日本童謡賞を受賞。
  • ・1992年4月からNHK教育TV[ワンツーどん」の音楽慣習をつとめながら「しろうおじさん」として出演し、全国の子どもたちに親しまれた。
主な著書:

「現代こどもの歌1000曲シリーズ」 (エー・ティー・エス)
「あそびうた100」 (チャイルド本社)
「そらでえんそくしてみたい」 (エー・ティー・エス)

主なCD:

「ワンツーどん」 (東芝EMI)
「いのち・やさしく」 (キングレコード)
「みんなでうたおう」 (ビクター・テク二クス)
「わらべうたであそぼう」 (ビクター・テク二クス)

佐藤 雅子(日本童謡協会・詩人)

佐藤 雅子 茨城県生まれ。日本画家 佐藤太清の長女として生まれる。
 1961年より創作活動をはじめ坂口淳主宰同人誌「熊ん蜂」に所属。1976年ろばの会創立20周年記念童謡詩公募に応募した「びっくりしちゃったの」が中田喜直に作曲されるを機に作詞の道を歩む。
 1989年童謡曲集「ぼくの団地はクリスマスツリー」音楽之友社が第19回日本童謡賞及び天神童賞受賞。2011年「こもりうたのように」詩画集~美しい日本の12ヶ月~(銀の鈴社刊)が第41回日本童謡賞を受賞。
 NHK「おかあさんといっしょ」、「母と子のテレビ絵本」、「ひとりでできるもん!」等のテーマ曲や挿入歌の作詞を担当。(一社)日本童謡協会常任理事、(一社)日本児童文芸家協会評議員、(一社)日本ペンクラブ会員、(公財)板橋区文化・国際交流財団理事、JASRAC正会員、日本音楽作家団体協議会監事。

上 明子(日本童謡協会・作曲家)

上 明子 「詩音(しおん)話音(わおん)音音(ねおん)」と名付けて、歌曲、朗読とピアノのための作品、ピアノ連弾曲、ハーモニカ曲作曲をライフワークとして、活動展開中。

出版:歌曲「愛 一輪」全音、
「音のさんぽ」「いちねんのうた」「サンタさんは五線譜に乗って」 音楽之友社、
「ピアノ連弾アンサンブルみんなの発表会シリーズ」
「バイエルで弾けるピアノ連弾シリーズ」   ヤマハミュージックメディア、
合唱曲「お菓子の城」「あしたになっても」 カワイ出版。


一般社団法人日本童謡協会理事
楽譜コピー問題協議会(CARS)幹事
2004年第34回日本童謡賞受賞

三平 典子(日本童謡協会・作曲家)

三平 典子 東京生まれ。5歳よりピアノを始め、7歳より酒田富治音感教育研究所にてピアノ、作曲を学ぶ。湯山昭氏に作曲を師事。作品がNHK「みんなの歌」NHK教育テレビなどで放映される。「童謡・唱歌を歌う会」主宰。「風に舞う旋律コンサート」を主催して、新作童謡、器楽曲、朗読音楽劇などを発表している。

2015年第45回日本童謡賞受賞
一般社団法人日本童謡協会理事

西澤 健治(日本童謡協会・作曲家)

西澤 健治(日本童謡協会・作曲家) 作曲家・ピアニスト。 東京都出身。武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。同大学院作曲科修了。
小椋 佳のプロデュースのミュージカル『子猿物語』『夢に口づけ』の作曲・編曲・演奏を担当。
1997年、『朝の光がまぶしい時は』で第9回「ふるさと」音楽賞創作童謡コンクールにてグランプリを受賞。
2005年、歌とピアノの小品集『風と恋人』で第35回日本童謡賞「新人賞」を受賞。
創作ジャンルはクラシックからポップスまで幅広く、また『ハロー・シャイニング ブルー』『生命(いのち)が羽ばたくとき』など、小・中学校の音楽教科書に掲載されている曲も多い。
2016年には、ダンスと音楽とのマルチコラボ『ダンシング HUG☆POWER〜あした笑顔になあれ〜うたMADOKA.』をプロデュース、ワーナーミュージック・ジャパンよりリリースされている。
一般社団法人日本童謡協会理事、日本作曲家協議会、日本音楽著作権協会、各会員。

アベタカヒロ(日本童謡協会・作曲家)

アベタカヒロ 東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。
第20回かぶらの里童謡祭作曲公募で最優秀賞を受賞。
合唱と童謡を主軸に幅広く活動している。
主な作品に、「混声(女声)合唱のための 最愛」、「友達の友達」(混合二部合唱)、「晴れた日に」(同声三部合唱)など。また編曲作品として、大塚製薬「カロリーメイト」CM曲に起用された森山直太朗「さくら(二〇二〇合唱)」を手がけた。
独自の手法による小学校での作曲体験授業は毎回好評を得ている。
一般社団法人日本童謡協会理事。

蔵田 雅子(日本童謡協会・作曲家)

蔵田 雅子 北海道函館市出身
国立音楽大学卒業
音楽理論を岡本仁氏に師事。
在学中よりジャズやロックバンドに参加、キーボードプレーヤーとしてライブハウス、スタジオで活動。
詩の朗読の会、子どもミュージカル等の音楽担当。
その後、小森昭宏氏に師事。
「黄色い夏のサンバ」で童謡祭初参加、「おかしのゆめ」は小学校教科書に採用される。

2007年より童謡を歌う会を主宰
第3回小田原賞作曲コンクール入賞
一般社団法人日本童謡協会監事

神坂 真理子(日本童謡協会・作曲家)

神坂 真理子 東京生まれ。古典落語とクラシック音楽を子守唄に幼少期を過ごす。
4才よりピアノを、14才より作曲理論を学ぶ。作曲理論を宍戸睦郎、原博、ピアノを金澤希伊子ら各氏に師事。
東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。在学中に安宅賞受賞。合唱、童謡、邦楽の分野を中心に作曲、編曲活動を行う。「大人のコーラス&ピアノ名唱集」「大人のヒーリング・ピアノソロ&弾き語り曲集」(音楽之友社)シリーズでの編曲、女声合唱組曲「ぶどう畑に魅せられて」「青い星には青い鳥」(音楽之友社)、同声合唱組曲「きみがいてぼくがいて」(全日本合唱普及会)、邦楽曲の楽譜出版(大日本家庭音楽会)、CD等多数。
また歌曲、合唱の伴奏、自作自演などピアニストとしても活動している。
長きにわたり童謡唱歌の世界や和楽器に接してきた中で、しだいに失われつつある日本の四季や風景、日本の心を表現することを念頭に創作を続けている。

茂森あゆみ(歌手)

茂森あゆみ (歌手) NHK「おかあさんといっしょ」17代目うたのおねえさん
1999年「だんご3兄弟」が大ヒットを記録
2003年より10年間、NHK「クインテット」で声優を務める。
武蔵野音楽大学声楽科を首席で卒業。菊池初美・菊池英美・三縄みどりに師事。
現在は歌手として、ファミリーコンサートやクラシック、ミュージカル舞台を中心に活躍中。今年の2月にはオンラインコンサートを開催した。2019年にはホリプロ主催「プラネタリウムファミリーコンサート」その年の12月にはNHK「おかあさんといっしょ」60周年ファミリーコンサートに出演。

【受賞歴】
1999年3月 NHK会長賞 スマイル・オブ・ザ・イヤー賞
1999年12月 TBS「第41回輝く!日本レコード大賞」『だんご3兄弟』特別賞・優秀作品賞
2000年3月 第37回ゴールデン・アロー賞 話題賞  第14回日本ゴールドディスク大賞 ソング・オブ・ザ・イヤー賞

多田 慎也(音楽プロデューサー)

多田 慎也 (音楽プロデューサー) 幼少よりピアノをはじめ、高校時代に作詞、作曲を始める。ボーカリスト、コンポーザーとしての地道なライブ活動を経て、2007年「嵐」のシングルのカップリング曲「いつまでも」で作曲家デビュー。
以来、作詞・作曲家としてのキャリアを重ねる一方で、2009年には「タダシンヤ」としてシンガーソングライ ターとしても活動を開始する。
2011年自身の歌う「優しいヒーロー」がNHKみんなのうたでO.A、2012年には作曲を担当したAKB48の「ポニーテールとシュシュ」でJASRAC賞銀賞を受賞するなど、多方面にわたって活躍する今後も期 待のマルチクリエーター。

新沢としひこ(シンガーソングライター)

茂森あゆみ (歌手) シンガーソングライター・作詞家・作曲家・保育講習会講師。
神戸親和女子大学・中部学院大学客員教授。
1963年、東京生まれ。
学生時代よりライブハウスで音楽活動を始める。
保育園、幼児教室などで保育者として勤務後、あそびうた、体操、手話ソング、卒園ソング、食育ソング、など保育関連のCDや書籍を多数発表。
中でも作曲家中川ひろたかと組んだ作品は300曲以上あり、「にじ」「世界中のこどもたちが」など代表的なものは保育現場で広く歌われている。
歌やあそびを中心にした保育講習会の講師として活動している。
コンサート活動も多く、大人向けのソロコンサート、山野さと子とのファミリーコンサート、デュオグループMr.ユニットのライブ、などいろいろ展開中。
他に、工藤直子、ケロポンズ、中川ひろたか、長谷川義史などとのジョイントコンサートもおこなっている。
音楽活動の他、絵本や紙芝居の文章や、児童文学、エッセイの執筆など、作家としての活動も多い。
「世界中のこどもたちが」(中川ひろたか作曲)は小学校の音楽の教科書に採用されている。
「さよならぼくたちのようちえん」(島筒英夫作曲)は2011年芦田愛菜主演のテレビドラマのモチーフとして使われ、ドラマのタイトルにもなっている。
「にじ」「ともだちになるために」(中川ひろたか作曲)は、つるの剛士がカバーしている他、さまざまな歌が童謡のオムニバスCDなどでも使用されている。
2016年、山野さと子やあそびクリエイターズとのコラボ作品「あそびうたぎゅぎゅっ!」を発表。新しい試みに挑戦している。

坂田 おさむ(シンガーソングライター・7代目うたのおにいさん)

坂田 おさむ NHK『おかあさんといっしょ』で8年間“おさむおにいさん”を務める。
シンガー・ソング・ライターとしては、「どんな色がすき」「虹の向こうに」「公園にいきましょう!」「ありがとうの花」「ヤッホ・ホー」「地球ぴょんぴょん」など数多くの楽曲を制作・提供。「ありがとうの花」は2015年春より小学校3年生音楽教科書に選定、また2020年度春からは小学校2年生道徳教科書に掲載される。
現在はファミリーコンサートで活躍、絶大な人気を博している。
白鳳女子短期大学(現・白鳳短期大学)元客員教授。
2021年7月、日本童謡協会より童謡文化賞を受賞。

大和田 りつこ(歌手)

大和田 りつこ 武蔵野音楽大学声楽科卒業
NHK「たのしいきょうしつ」「ワンツー・どん」TBS「ワンツー・ジャンプ!」
などの幼児番組に「歌のおねえさん」として長年出演
童謡を中心に、日本国内だけでなく海外でのコンサートも精力的にこなす
NHK「みんなのうた」「みんなの童謡」テレビ朝日「題名のない音楽会」などに出演
テレビ朝日「全国童謡歌唱コンクール」では10数年、司会も務める
アニメーション「赤毛のアン」の主題歌・挿入歌を歌っていることでも知られる
「一樹和美」のペンネームで「青い空にえをかこう」「だれにだってお誕生日」などの作品を作詞
また、ミュージカル女優としても活躍中
TOURSミュージカル『赤毛のアン』全国公演に出演
「さあ!うたいましょう!」と題して、歌う喜び、楽しさを全国で講演中
幼稚園・保育園の園歌の歌唱は200曲以上に上る
第22回日本童謡賞特別賞受賞
人権擁護コンサートの功績により平成28年度法務省人権擁護功労賞受賞
NHKラジオ番組「マイあさ!」に「童謡コンシェルジュ」として出演
歌とお話で、毎回童謡の魅力をたっぷりと紹介している

津金澤 好(テレビ朝日ミュージック・ディレクター)

株式会社テレビ朝日ミュージック 楽曲プロデュースチーム ディレクター。
所属アーティスト「Candy Boy」「相知明日香」「七穂」「やなわらばー」等の原盤制作を行う。

大石 泰(東京藝術大学名誉教授)

大石 泰 1951年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、日本教育テレビ(現テレビ朝日)入社。
主に「題名のない音楽会」「オリジナル・コンサート」などの音楽番組を担当。特に故黛敏郎氏が企画・司会を務めた「題名のない音楽会」には、ディレクター、プロデューサーとしてその制作に深く関わる。その後、黒柳徹子さん司会のトーク番組「徹子の部屋」のプロデューサーを務めた。
2004年4月より東京藝術大学演奏藝術センター准教授に就任。「コンサート・プロデュース論」の授業の傍ら、「藝大プロジェクト」「藝大とあそぼう」など、藝大奏楽堂で行われるさまざまなコンサートの企画・制作に当たる。また学外でも井上あずみ「親と子のはじめてのコンサート」など、多くのコンサートの構成・演出を手がける。
現在、平成音楽大学ならびに札幌大谷大学にて客員教授を務める。